月: 2019年3月

我々が、自宅で日常生活を過ごしていく上で欠かせない事の一つが、お風呂や台所等の水の使用になってくる訳でありますが、毎日使い続けていく事で排水管等が劣化していき、水漏れなどの重大なアクシデントが発生してしまう事で、多くの方々を悩ませる場合があります。

初めての一人暮らしをスタートさせている新成人等は、対処法がよく分からずに慌ててしまうかもしれませんが、ちょっとした知識を持っているだけで、冷静に対処する事が出来るのであります。

まず水漏れといいましても、場所によって原因やそれに伴う対処の方法も変わってくる訳であります。お風呂場なら浴槽や蛇口の劣化や給湯器の問題などが多いですし、洗面所や台所ならば様々な部品や接合部分の緩みや排水管自体の問題など、多岐にわたってくる訳でありまして、住民がとるべき対処としては止水栓を閉める等して水が出ない状況にしてから、どこから水漏れが発生しているか探していく必要があります。

この時に接合部分の緩み等が原因だと分かれば、工具を使い自分自身で直せる可能性もありますが、水道に詳しくない素人が長時間調べても原因が分からない事もよくあるので、水道トラブルに特化した業者に依頼した方が簡単に問題を解決しやすいです。

洗面所の水漏れは、実はあ程度の確率で起きることなので、自分で対処できるようにしておく、という事を考えておいてもいいでしょう。

水漏れの要因は、大半がパッキンの交換で直すことが出来るので、これだけでも出来るようになっておけば、大抵の場合は問題ありません。

パッキンはスーパーやネットで買って、常備しておく事がオススメです。高いモノではありませんから、蛇口にあったサイズの物を用意しておけば、それで万一の時に備えることが出来ます。

このパッキンはゴム製品なので、使用していると摩耗してしまう特徴があります。ですから、その摩耗したところから水が漏れてくるというわけで、これは使用していればどうしようもない事だといって良いでしょう。

本来ではあれば、消耗品として家庭に予備が用意されているというぐらいの事でもいいのですが、それがないのは業者が利益を上げるという事を考えているからだと言っても良いのかもしれません。

蛇口の解体は手で簡単に出来る事で、それをすれば中のパッキンは交換できますから、やり方ぐらいは知っておいていいでしょう。

それでも解決しないという時には業者を呼ぶ、というような事をすればいいわけです。自分で出来る事は自分でするというスタイルの方が迅速に対応できるし費用もかかりません。

お風呂の水漏れの原因には、様々なものがあります。
シャワーヘッドの劣化やホースの亀裂、浴槽のひび割れやゴム栓や排水溝の劣化、蛇口や水栓の部品の劣化やボルトやネジの緩み、給湯器や換気扇や床や壁の劣化などがそれにあたります。

対処する前に、まずは水漏れの原因をきちんと特定することが大切です。対処法についてですが、ボルトやネジの緩みなどが原因の場合は、自分で個人的に修理することが出来る場合もありますが、劣化や亀裂や故障などが原因の場合は、業者に依頼して修理してもらったり新しいものに交換したりという方法が一般的です。

お風呂の水漏れの修理や点検や調査を行っている業者は、全国各地にたくさんありますので、見積依頼をしたりホームページでサービス内容やサポート内容を調べたりして、最適な業者に依頼しましょう。

業者選びにおける比較ポイントとしては、業者の知名度の高さや実績の豊富さや対応エリア、作業内容や料金システム、支払い方法や対応のスピーディーさなどがあります。

全国対応している業者もありますし、24時間365日いつでも対応していて連絡をすれば、すぐに駆けつけてくれる業者も存在します。

急を要さない場合は、いくつかの業者に見積依頼をしてみてから決めるのが良いでしょう。

台所は、最も水漏れが起きやすい場所です。その規模にも色々ありますが、いざというときに慌てないよう、対策は考えておくべきでしょう。

まず蛇口が上手く締まらないなどの小規模な水漏れの場合、市販の補修シートでまかなえることがあります。
使い方は至って簡単で、蛇口の周辺にそのシートを貼るだけです。耐久性が良く年単位で持つことや、比較的どこででも買えるのがメリットになります。

価格も1000円前後とリーズナブルで、水漏れの最初の対策として覚えておくと役立つかもしれません。
他には、台所用の接着剤というものもあります。これを使えば水漏れ部分を接着剤で埋められ、一旦の解決が見込めます。

ただ価格は500円ほどでも買えることができますが、補修シートと比べると応急処置に近い感覚です。また近い将来、再度水漏れが起こるリスクもあるため、あまり過度な期待はしないでください。

それらでもダメな場合や大規模な水漏れが起きた際には、やはり専門の業者を呼ぶのが一番です。費用はそれなりに掛かるものの、確実に解決をすることができるでしょう。

加えて再発のリスクも抑えられ、他にも不具合がないか同時に見てもらえます。ある程度経年劣化が進んでいる台所であれば、水漏れを良い機会にして、台所の整備を考えてもいいかもしれません。